初心者用ドラム体験レッスン後半
横浜あざみ野のスタジオでドラム・カホンの講師をしているSHOWです。
初心者用ドラム体験レッスン前半
ドラムの体験レッスンの前半ではドラムセットの名称を説明しました。
後半では簡単なリズムパターンを叩ける様に進めます。
スティックの持ち方
大きく分けると【レギュラーグリップ】と【マッチドグリップ】の2種類が有ります。
【レギュラーグリップ】
マーチングバンドが太鼓を首から下げて行進する時に歩きやすくする為に斜めに傾けて、その時左右同じ持ち方だと叩きにくいので左手をこの様な持ち方に変えたのが始まりと言われてます。
ジャズとかではこのグリップが一般的です。
【マッチドグリップ】
左右同じ持ち方で音量も出やすいのでロック、ポップス系ではこちらを使う人が多いです。
こちらの方が簡単なのでまずはマッチドグリップから始めるとやりやすいと思います。
昔は親指と人差指でギュッと握るのが基本と言われてましたが最近は脱力した方が良いとされてるので、親指と人差指で握りつつ全体的にふわっと持つ感じが叩きやすいです。
ドラムを始めてすぐの頃はつい力が入りすぎて親指と人差指の力が無くなって落としそうになった時、こんな持ち方をした事が有ります。
人差指と中指の間に挟むというスクールではまず教えてくれないグリップですがいざという時は使えます!
ここで少しの間叩いてるうちに握力が戻ってくるのでそこで普通の持ち方に戻せばOKです。
ちなみに連続でスティック回しをする時とかもこの持ち方を使います(笑)
体験レッスンは1時間ですが最後は簡単なリズムパターンを叩ける様になるところまで進めます。
まずは一番シンプルな8ビート Lesson 1 a
ドラムの譜面というのは完璧に統一されてなくてバンドスコアを出してる雑誌社や書き手によって微妙に違いが有ります。
ただハット、スネア、キックに関しては統一されてるのでまずそこから説明していきます。
譜面の一番上にイッパイ並んでる ✕ がハットです。
その下、2拍目と4拍目に出てくる4分音符がスネアです。
一番下の4分音符がキックです。
ここからが微妙に変わってくるのですが一番最初の ✕ はよく見ると他の ✕ より少し上に有ります。
これはクラッシュシンバルです。
この ✕ が ◯ で囲われてる時も有ります。
よくドラムは手足がバラバラに動かすので難しいと言われますが一つずつ足していくとやりやすいです。
まずは手だけで考えます。
右手でハットを叩くのですがハットをオープンにするとやかましいのでしっかりペダルを踏んで閉じます。
頭のシンバルはとりあえず無視します。
4分音符が4つ有るので 1 2 3 4 全部叩きます。
これに左手でスネアを足していきます。
右手で4回ハットを叩く中に 2 と 4 にスネアを入れます。
次は右手と右足でやってみます。
このリズムパターンは右手のハットと右足のキックが同じタイミングなので 1 2 3 4 同時に全部叩きます。
次は左手と右足です。
キックを 1 2 3 4 全部踏む中に2と4にスネアを入れます。
それぞれの動きを一旦身体に教えてたらまずハットとキックを叩いてそこにスネアを入れていくのがやりやすいと思います。
次もシンプルな8ビート Lesson 1 b
これは先程のパターンから2と4のキックを抜いたものです。
こちらも同じ様にこういう順番で進めていけば叩けます。
①ハット、スネア
②ハット、キック
③スネア、キック
④ハット、キックにスネアを足す
基本的に新しいリズムパターンが出てきた時はこの順番で増やしておけば叩きやすいと思います。
慣れてきたら頭にシンバルを入れてみましょう。
譜面では1小節目にしか入ってないですが奇数小節回に入れたり、毎小節回に入れたり自由に入れられる様に練習します。
譜面通り叩く事も大事ですが実際の曲は色んなパターンが出てきます。
練習の時から自分なりに変化を付けて練習しておくと応用力がどんどんアップしていくので常に考えながらやってみて下さい。
体験レッスンで出来るのはだいたいこれくらいです。
たった1時間でリズムが叩ける様になりますよ!
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