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ドラムレッスン 2 リズムパターンは口で言えます
横浜あざみ野のスタジオでドラム・カホンの講師をしているSHOWです。
今回はリズムパターンを口で説明する方法を紹介します。
バンドのリハーサルで譜面を使うのは当たり前ですが、ドラムのリズムパターンを説明する時に実はほとんど使いません。
例えばボーカリストやギタリストがドラマーにこんな感じで叩いて欲しいと伝える時はほぼ100%口でリズムパターンを言います。
譜面を書いて説明する人はまず居ないです。
口で言うと言えば、2006年頃「ワンナイR&R」という番組でどんな楽器も口で言う「伝説のミュージシャン黒木」というコントが有りました。
ここに載せるのはマズいのでYouTubeで「ワンナイ 黒木」と検索してみて下さい。
メチャクチャ面白いです。
当時ミュージシャン界隈では大評判で今でもよく話題に出ます。
このシリーズは全話私がドラム叩いてます(笑)
この収録の話はまた別の機会に・・・
話がそれましたがリズムを口で言う場合一般的にはこういう言い方をします。
リズムパターン一覧
キック・・・ドン、トン、ド、ト
スネア・・・タン、タ
ハット・・・チ、ツ
ハット・・・(オープン)チー
ライド・・・チン
タム ・・・トン、ト
例えば前回出てきたこのパターンの場合
音が重なってる所はキックとスネアを優先するのでこうなります。
「ドンタンドンタン」
ドラムの音を口で言うのは凄く大事な事です。
今後色んなパターンやフレーズが出てくるのですが、まず口で言ってみて下さい。
この段階で正しいリズムが言えないと絶対に叩けません。
逆に正しく言えるという事は正しく理解してる事なので叩けます。
次のパターンです
前回のレッスンではハットを1小節に4回叩くパターンを紹介しましたが今回は8回叩きます。
8ビート Lesson 1 c
こちらも同じ様に順番に増やしていきます。
①右手だけ:ハットだけ8回叩く
②右手と左手:ハットを8回叩く中の3と7の時にスネアを入れる
③右手と右足:ハットを8回叩く中の1、3、5、7にキックを入れる
④右足と左手:キックを4回踏む中の3と7にスネアを入れる
⑤全部:③にスネアを足す
まずはゆっくりから始めて下さい。
前回テンポの説明をしましたので最初は♩=80くらいがやりやすいと思います。
慣れてきたら徐々にテンポアップしてみて下さい。
こちらも「ドンタンドンタン」・・・同じですね(笑)
説明する場合は「キックは4分で踏んで下さい」と言えば伝わります。
ハットを言う場合は「チチタチチチタチ」になります。
両方を合体すれば上記のパターンが完成します。
8ビート Lesson 1 d
先程の c からキックが減ったパターンです。
同じ様に順番にやってみて下さい。
やはり「ドンタンドンタン」ですね(爆)
8ビート Lesson 1 e
ここからはキックが変化していきます。
「ドンタンドトタン」になります。
これはメチャクチャ使います!
今のロック、ポップス系では一番出てくるパターンではないでしょうか。
8ビート Lesson 1 f
1拍目のキックが変化しました。
「ドトタンドトタン」
こちらもよく使いますね。
1拍目のシンバルを叩く場合はキックを「ドト」じゃなく「ドン」と1発だけ踏む事が多いです。
8ビート Lesson 1 g
これは一昔前は「ゴールデンリズム」と呼ばれてたパターンでどんな曲にも合うと言われてました。
確かにそうなんですが今は2つ前の Lesson 1 e の方がよく使いますね。
「ドンタドドンタン」ですね。
8ビート Lesson 1 h
「ドトタドドンタン」
この様にリズムパターンが変化していく時は主にキックの位置が変わっていきます。
これは曲によって変わりますし、同じ曲の中でもどんどん変化していきます。
特に最近の曲は1曲の中に色んなパターンが出てきますし、アニソンとかは1番2番3番全部違ったりします(笑)
曲を叩くという事は色んなリズムパターンの組み合わせなのでそれぞれのパターンが叩ける様になったら
a ⇒ c ⇒ f ⇒ b など色んなパターンにスムーズに切り替われる様な練習をすると効果的です!
一覧の譜面も載せておきます。
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